相模原市の庭づくり業者が教える茶庭編①~関守石~
こんにちは。
幹制作所の井村幹仁です。
相模原を中心に
・茶庭
・和風の庭
・雑木の庭
・山野草の庭
・ウッドデッキのある庭
・小屋のある庭
・駐車場の庭
・ドックランのある庭
など様々庭づくりを手掛けいる造園業者です。
今回は庭園見学などでよく見る「紐で結ばれた石」
関守石(せきもりいし)についてです。
茶庭である露地に置いてある石ころです。
今では庭園見学や京都などお寺のお庭で所々に置いてありますね。
意味は全て一緒。
「これより中に入ることは遠慮されたし」の意味で、これから先お客の出入りを遠慮してもらう印なのです。
分岐点に置くことでお客を誘導することができます。茶庭には亭主、お客が通る飛石が数多く打ってあり、間違えると(まずないとは思いますが)勝手口の方に行ってしまったりする可能性も。そんなことが起きないためにも関守石はお役に立っています。
関守石の由来
安土桃山時代、千利休が笑嶺和尚を招いて茶を振舞った時、玄関に関守と言って壺または香炉を置いたことが由来になったと伝えられています。
今では茶庭の飛石の上に小さな石に縄を結んだものを置きますが、名の由来はやはり千利休でしたね♪
さすが茶道を大成した方です。
ちなみに侘茶の開祖は村田珠光と言われ、
それを発展させたのが武野紹鴎、
最後に大成させたのが千利休。
というざっくりとした流れです。その中で数々の有名な茶人が沢山出てきます。
知ると本当に面白いです♪
ここは貴人口だから、ここから入らないで!という合図
関守石で迂回させる。迂回先には躙り口があります。
導線の誘導ですね!
他にも茶庭には細かい道具が沢山あります!
そちらについてもまた説明いたしますね♪
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