相模原を拠点にする庭づくり業者・幹制作所の四季を感じる雑木と山野草の庭づくり・山野草編~レンゲショウマ~
こんにちは。
幹制作所の井村幹仁です。
相模原を中心に
・茶庭
・和風の庭
・雑木の庭
・山野草の庭
・ウッドデッキのある庭
・小屋のある庭
・駐車場の庭
・ドックランのある庭
など様々庭づくりを手掛けいる造園業者です。
今回のお話はみんな大好き山野草。
写真は幹制作所が制作した雑木の庭づくりの中に咲く「レンゲショウマ」のお花です。
和名:レンゲショウマ
科名:キンポウゲ科
属名:レンゲショウマ属
山野草の中でも人気の高いレンゲショウマ。しかしこれまた花を咲かせることが意外と難しい。
レンゲショウマは東北地方から近畿地方にかけて分布あい、やや湿った林床に多く見られるようです。
私は八ヶ岳に行ったときにこのレンゲショウマと出会い魅了されました。
それからレンゲショウマを咲かせるために思考錯誤・トライ&エラーが始まりました。もちろん現在進行形です。
幹制作所のアトリエである雑木の庭の様々な場所に植えてみました。
針葉樹の下・明るい雑木の下・薄暗い雑木の下・斜面や平地など。 そして私はこのようなトライ&エラー(継続中)の中で花を咲かせ、葉色も良好な場所を見つけました。
先ず、関東の平野部で庭植えする場合、夏の日光を直接当てないことは重要になります。
次に水分。 山間部などでは朝霧などがあるので葉焼けなどせず常に温度が保たれます。山間の落ち葉や枯れ枝、虫や小動物の死骸が栄養分となりふかふかの用土を保ちます。 しかし平野部では難しく人間による水の管理が必須となりますし、用土づくりも必要です。
水切れはNGです。この時のポイントは排水。水が好きなレンゲショウマですが、水の停滞が苦手です。 なので勾配を付け、斜面を作り水捌けを考えた植栽計画が求められます。この時、土中環境を整えることをお勧めいたします。
またレンゲショウマは肥料分を好みます。雑木の下に植栽し、その雑木の落ち葉は取り除くことはしません。冬の霜を防ぎ、微生物を呼び腐葉土にしてもらいます。最初は肥料を施すことも必要です。時間をかけふかふかの用土を目指すと良いと思います。
まとめると
雑木による光量の調整(植える場所選び)→落ち葉(堆肥・霜除け)→微生物による分解→理想の用土→適度の肥料分(施肥)→水分→透水性→排水性
あとは愛情です(^^♪
実はこれが一番かも。
今後も私の好きな山野草である、クマガイソウやキンラン、ヤグルマソウなどのトライ&エラーの報告もしていきたいと思います♪
ではでは~
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