茶庭づくり 屋上庭園造園工事 制作中

query_builder 2021/10/22
ブログ
IMG_9007_R

こんにちは。

幹制作所 代表の井村幹仁です。


幹制作所は只今、東京某所にて屋上庭園工事・茶庭づくりを作庭中です。茶室は裏千家・今日庵の写しとなっております。


今日庵(こんにちあん)の簡単な説明を致しますと、茶席の広さは一畳台目という極小の草庵の茶席であります。

※台目とは畳の4分の3の大きさのことです。つまり一畳台目とは一畳と4分の3畳の広さを表します。ここ今日庵では向う板を入れて2畳広さとなります。


由来は千利休の孫にあたる千宗旦が不審庵(使っていた茶室)と家督を三男の江岑宗左(表千家四代目)に譲り、隠居所します。

その隠居先として建てた茶室が今日庵と言われています。今まで暮らした敷地の裏手に建てたようです。

この隠居先には四男の宗室(裏千家四代目)とともに移っております。宗室はのちにこの茶室、今日庵を継承しました。

この様な経緯から不審庵は表千家。

裏手に建てた今日庵は裏千家。

といった由来があるようです。


さて、そんな屋上庭園の茶庭工事ですが、いかんせん土の上に庭づくりをするわけではないので様々な制約があり一筋縄ではいきません。掘れませんからね。(-_-;)

写真は栗材の名栗加工された袖垣根の柱です。これも埋め込むことができないので固定するための色々知恵を絞る必要があります。この工事がなければ考えもしなかったことを経験できています。自分の引き出しが増えていく実感がたまらなく嬉しいですね♪自己満かもしれませんが。(笑)


さて数寄屋大工さんなら常識なのかもしれませんが、栗材はセメントのノロ(セメントを水で溶かしたもの)で塗装することがあります。(ほぼこの塗装かも?)

写真は塗った後の飴色になったものです。防腐処理にもなり、簡単に良い飴色が作れます。

下の写真は塗装後・塗装前の写真です。

全くに別物の表情に生まれ変わります。


IMG_9007_R
IMG_9005_R

ひと塗りしただけでこんなにも飴色になります。良い色でしょ??

私は好きです。

似たような塗装に柿渋塗装もあります。これもまた良いものです。柿の腐ったような匂いがたまりませんが・・・( ;∀;)

柿渋塗装も好きなのですが、保存が長く持たないのでやはり手軽にできるセメントのノロ塗装(私は漆ぶき風と呼びます)が好きですね。


まだまだ工事は年内続きますので、ちょいちょい作業風景を投稿していきたいと思います。


ではまた次回♪

NEW

  • 玄関の庭 紅葉シーズン真っ盛り 雑木の庭づくり

    query_builder 2021/11/21
  • おしゃれでかっこいい駐車場の庭づくり 雑木の庭・プランニング

    query_builder 2021/11/21
  • 露地・茶庭工事 三和土(タタキ)の施工 茶室・犬走

    query_builder 2021/11/21
  • 屋上庭園の露地 茶庭づくり再開!

    query_builder 2021/11/21
  • 和風の庭づくり 阿弥陀垣根~秩父の庭~

    query_builder 2021/11/09

CATEGORY

ARCHIVE