神奈川県相模原市の雑木の庭、山野草の庭の春の訪れ。自然を観察することが結果を生む。
こんにちは。
幹制作所 代表の井村幹仁です。
神奈川県相模原市にある雑木の庭のアトリエにも春が訪れています。
この雑木の庭の芽吹きのトップバッターは「ヤマザクラ」
ヤマザクラはソメイヨシノなどの桜と違い、花と同時に芽吹きを行います。そして芽吹きの新芽が特徴の一つで、綺麗な赤葉なんです。花はソメイヨシノのような豪華さありません。一見地味で目立たないですが花の姿は可憐で日本人好みのおしとやかさが特徴です。
綺麗な赤葉と可憐な花が同時に見れるなんとも贅沢なご馳走です。
相模原市アトリエの雑木の庭もヤマザクラが開花すると順を追ってその他の雑木類も芽吹きを始めます。
カツラ・ソロ・モミジ・コナラ・クヌギ・アブラチャン・アズキナシ・ザイフリボク・ヤマボウシ・ヒメシャラ・アオダモ・アオハダ等様々な雑木が特徴を出しながら芽吹き、開花をしていきます。
全ての新芽が吹く新緑のシーズンはまさにご馳走ですよ(^^♪
まだまだこれだけではありません。
相模原市のアトリエには様々な山野草も入っています。
南関東地域では夏の暑さや梅雨の蒸し暑さ、標高など様々な問題で高山植物など繊細な山野草を育てるのには様々な試行錯誤が必要です。私も現在進行形でいろいろと試しています。
重要なのは自然環境を良く観察すること。これは雑木の庭づくりには最重要事項でただ植えるだけでは自然の雰囲気を出すことはできません。
それは樹木同士の組み合わせであったり、臨床の山野草との組み合わせ、樹木が生えてくる角度やそれぞれの樹木の特徴など様々な角度からの観察が必要です。
私が大好きな山野草の一つであるレンゲショウマやヤグルマソウ等も、関東の庭づくりに適応させるには自然環境から情報を得ることが重要になってくるのです。
そんな相模原市アトリエにもこの暖かさで落ち葉の隙間から段々と新芽が出てきてくれました。
こちらは自然環境では絶滅危惧種に指定されている「クマガイソウ」の新芽
力強く育っています。
更にこちらはキバナイチゲ
こちらも年々増えてきています。
レンゲショウマもヤグルマソウもあと一息で芽吹きです。
今後も山野草の芽吹き、開花を追ってご紹介していきたいと思います(^^♪
本日もご覧くださりありがとうございました!
以上、神奈川県相模原市の雑木の庭、山野草の庭の春の訪れ。自然を観察することが結果を生む。でした
ではまた次回♪
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